RCC中国放送 アナウンサー 横山 雄二

さまざまなジャンルで活躍し、広島を代表する
個性豊かなアナウンサー・横山雄二さん。
いまや放送だけにとどまらない、幅広い活動の
原動力について前田社長とじっくりと語り合った。
学生時代の映画作りから
アナウンサーの道へ
前田
横山雄二さんがパーソナリティーを務めるRCCラジオ「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」に、私がゲストとして出演するようになって久しいですね。番組の前後はいつも慌ただしく、番組外でゆっくり話す機会がありませんでしたね。
横山
今回こういう機会をいただき、初めてじっくりお話を伺えるので楽しみにしていました。前田社長がマエダハウジングを起業されたのはいつですか?
前田
1993年1月に独立起業しました。そのころ、毎日お客様のところに伺う車の中で聞いていたラジオが、横山さんの出演なさっていた「ジューケン・キャンパス・スタジオ」だったんです。
横山
ええっ! そんな昔から聞いてくださっていたんですか! 僕が入社4年目のころです。
前田
ズバズバ話をされていて、すごくおもしろい人だな、と印象に残っています(笑)
横山
その後ラジオでご一緒することができて……感慨深いですね。
前田
横山さんはどうしてアナウンサーになられたのですか?
横山
目立ちたがり屋ということもあるんですが、根底には“映画監督になりたい”という学生のころからの夢があって。映画が好きで、大学では映画同好会に入ってアマチュア映画を作ってい会に入ってアマチュア映画を作っていたんです。でも、いざ就職となったとき“映画監督”という就職先はなく、助監督から始めるといっても当時は映画不況で制作会社も採用していなくて。とにかく何か“作る”ことをやろうと思ったときに、TVやラジオの世界に目が向きました。当時、姉がFM宮崎のアナウンサーとして活動を始めたので、「アナウンサーなら番組を作れるし、目立てる。自分に合っている!」と思いました。
常に”有言実行“
やりたいことは口に出す
前田
2015年の『浮気なストリッパー』で商業映画では初めて監督をされましたね。2019年の広島を舞台にした『彼女は夢で踊る』では企画プロデュースから関わっておられるんですね。
横山
僕は「将来映画を作りたい」とずっと言っていました。「横山は映画を作りたい人なんだな」とみんなに覚えてもらえた。それで、あるとき声を掛けてもらい、つながっていった先に実現しました。今年公開する映画の監督をすることになったのも、『彼女は夢で踊る』で主演をつとめた加藤雅也さんから声を掛けてもらったんです。本やカレンダーもそう。やりたいことがあると、それを常に周りに言い続けるんです。
前田
「ごぜん様さまカレンダー」も横山さんの発案なんですよね。すごい人気です。本も『生涯不良』など何冊も書かれていますね。
横山
今年は小説を出します。この1年くらい、仕事が終わってから毎日数時間コツコツと書いています。「やります」と口に出すと、やめるわけにいかなくなるでしょう。いつも、今日が人生で最新の自分だって思っています。今日動いたら一年後が変わっている。そんな証を見てもらえたらと。
前田
私は将来、本屋をやりたいと思っています。小さな書店でもいいので、情報発信の場を広島に設けたいと思っています。
外に出て人と会い
触れ合うことがプラスを生み出す
横山
前田社長はやりたいことを堅実にやっていらっしゃるなと思います。生放送でご一緒していて思うのは、コツコツ努力される姿勢が信頼できるところなんだと。
前田
横山さんも、東日本大震災復興支援のイベント「ヨコヤマ☆ナイト」を10年以上、毎月続けておられますね。
横山
昨年12月にも、目の不自由な方へ音の出る信号機を、と「RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を企画しました。僕は普段大雑把で破天荒なところを番組で出していますが、その一方で10年間チャリティー活動を続けている姿を見て、周りが助けてくれるんです。
前田
東日本の震災の後、たくさんのチャリティーイベントや事業がありました。1、2回やる人はいても、100回もやっている人はそんなにいません。続けておられるのはすごいことですよ。
横山
僕は人に会うのが好きなんです。出掛ける前は面倒だなと思っても、実際に会うとプラスしかない。社内で制作の仲間とだけやり取りしていると、どこかゆるくなってしまうところがあって。外に出て一般の人に会って話をすると、確実に仲間が増えて、確実に自分を高めてくれる気がします。前田社長もコツコツとイベントをされてお客様に接しているのは、人と会うのがお好きなんじゃないですか?
前田
おっしゃるとおりです(笑)。いろいろな方のお話を伺う中で、刺激や将来へのヒントをもらっています。お客様から従業員への感謝の言葉を聞くと、自分の子どもを褒められたみたいですごくうれしいです。いろいろとお話を伺いましたが、最後に読者へのメッセージをお願いできますか。
横山
今年、僕が監督した『愚か者のブルース』という、加藤雅也さん主演の映画が公開されます。『ギンギラギン』という小説も刊行されます。1人のサラリーマンが、プロ野球選手になりたいと、夢に再びチャレンジするという家族の物語です。実は昨年、コロナ禍の中ですごく閉塞感を感じていたんですが、こんなときだからこそ何かをコツコツと成し遂げてみようと取り組みました。それを見て、周りの仲間たちもサポートしてくれました。だから、皆さんにも“しんどいときは周りを見ましょう”と言いたいですね。そこにはきっと、仲間がいます。「今日が人生で最新の自分、今日動いたら1年後が変わる」。横山のその証が、今年2つもお見せできるのがうれしいです。
前田
本当ですね、私も楽しみです。今年もお互いがんばっていきましょう。今日は楽しいお話をありがとうございました。
RCC中国放送
アナウンサー
横山 雄二
Profile/1967年生まれ。宮崎県出身。1989年(株)中国放送(RCC)にアナウンサーとして入社。ラジオ・テレビ番組に出演する他、映画監督・俳優・歌手・小説家・俳人など多彩なジャンルで活躍する。