4人で暮らしたマンションを夫婦2人が生活しやすいようにリノベーション

悩みを全て解消し
2人暮らしがしやすい
快適で機能的な家に
【広島市安佐南区 O様邸】
 お子さんが独立し、ご夫婦だけの暮らしになったことで、築24年のマンションを2人で暮らしやすいようにリノベーションしたいと思っていたO様。同じマンションの住人がマエダハウジングでリノベーションしたと聞き、室内を見せてもらったところ、新築同様に生まれ変わったことに驚いたという。O様は新しく業者を探すよりも、知人がリノベーションを経験して信頼できると感じた同社に依頼することを決めた。
 お子さん2人がそれぞれ1室ずつ使っていたときは和室を寝室として使っていたが、物をつい置いてしまい、その延長でリビングにも物が散らかりがちだったため、壁のクロスを張り替えた子ども室1室を寝室にあてることに。
 6帖の和室は、帰省してきた息子さんや娘さんが泊まるときなど、ゲストルームとして使える洋室へと変更した。独立型で閉鎖的なため、夏は特に暑かったキッチンは開放的な設計を要望。LDKの床がもともとダークブラウンで、テレビ台や食器棚などの家具も同じトーンに合わせていたために、部屋全体が暗い感じだったことも改善したいと考えた。また、間取りの関係で浴室に風が全く入らなかったことや、洗面室が暗かったことへの悩みも解消できるよう、O様はプランニングを進めていった。
 暗かった室内は白を基調とした明るい空間に変身。床の防音フローリングは石目模様。建具も白で統一した。独立型だったキッチンは壁をなくし、位置を変えて対面型に変更。洗面室とキッチンの間を開口することで風が浴室にまで入るようにし、キッチンから回遊性のある間取りにしたことで家事動線もよりスムーズになった。「キッチンからぐるりと回り込むことなく、すぐに洗面室に行けるのが、とても便利で楽になりました」と奥様は喜んでいる。
 ダイニングテーブルを置くかどうか、工事が終わってからも考え抜いた末、テーブルをキッチンのまわりに造作することにしたO様。「ダイニングテーブルを置かずに済むし、2人で食事をするにはこれで十分。調理台の延長感覚で使えるのも便利ですよ」と奥様。リノベーション後、実際に暮らしながら必要なものを必要に応じて加えていくという方法も、一つの選択肢といえそうだ。
Living
床の色や建具など、内装は白を基調にしたことで、広さは変わらずとも開放感が格段に増したリビング。和室から転換した洋室は2方向に引き戸を設置。突然の来客時に、一時的に物をしまっておくにも便利。天井が高く感じられるよう、照明は全て調光可能なダウンライトを採用した。
引き戸でリビングと仕切って使える洋室。クロゼットは2方向から開閉でき、内部に空気がこもらない上に反対側の洋室まで風通しができるよう工夫されている。クロゼットには折りたたみベッドも収納され、出し入れがスムーズにできる。
引き戸を閉じれば、リビングから完全に独立したゲストルームに。通常はこの状態であることが多く、LDKのエアコン効率を高める効果もある。天気が悪い日は、室内干しをするための部屋として使えるというのも便利。
Before
After
Living
優しい色合いのソファとローテーブルを置き、シンプルにコーディネートしたリビング。造作したテレビ台は、ロボット掃除機が下に収まるよう床から浮いた状態で設置。
Before
After
Kitchen
使いやすい対面キッチン。必要なテーブルは暮らしながらイメージ
工事後、対面キッチンを囲むように造作したテーブルは、汚れが付きにくいメラミン製をセレクト。「生活しながら本当に必要なものを一つずつそろえたい」と、コーナーを丸く仕上げるなどのイメージを少しずつ膨らませていったという。
回遊性を持たせて家事動線がスムーズに
浴室と洗面室が閉鎖的だったリノベーション前は、明るさや空気の流れがゼロ。 リノベーションでキッチンから直接水回りにつながるようにし、回遊性を持たせることで、明るくなり空気が流れるような間取りに。 家事動線もスムーズになって奥様は大満足。
Before
After
浴室はTOTOのシステムバスに一新。キッチンから風が入り、浴室のドアを開放しておくと湿気がこもることを防げる。
廊下にもLDKと同じく明るい色合いの防音フローリングを採用。
提案により、キッチン側を開口したことで明るさが増した洗面室。「わずかでも朝日が差し込んできたのには驚きました」と奥様。
Before
After
壁を開口して洗面室に直行できるよう、壁付きだったキッチンを対面型にして位置を変更。家事のしやすさが一段と向上した。
Before
After