ご主人の定年を機にこれからの暮らしを豊かにするためのリノベーション

レンガの壁が印象的な
こだわりの家具が光る
ヴィンテージ風空間
【広島市安佐南区 T様邸】
 新築マンションを購入したものの、長年単身赴任をしていたご主人がここで暮らしたのは実質2年程度だったというT様。住宅ローンの返済が終了し、定年を前に広島へ戻ってきたご主人が、「気分を一新して家族との暮らしを楽しみたい」とリノベーションを決意。業者はたまたま見かけて立ち寄ったマエダハウジングでスタッフが親身になって対応してくれたことに好印象を抱き、ショールームを見て自分たちのやりたいリノベーションができそうだと確信したことで、すぐに依頼を決めたという。
 リノベーションのコンセプトは、ご主人が望んだ“ヴィンテージ風”。リビングの壁一面にあしらったヴィンテージテイストのレンガと、防音フローリングのダークブラウンカラーを基調とした空間には、ご主人がこだわって選んだインテリアを配置。娘さんが演奏するグランドピアノは、和室を取り込んで拡大したLDKに配置し、防音効果とエアコン効率を考慮して全ての窓に内窓を取り付けた。LDK、ご主人の部屋と娘さんの部屋の壁は、コスト削減と手作り感を求めてご夫婦で漆喰塗りに。プランは家族で相談しつつご主人が主導。「長年家族と離れて単身赴任でがんばってくれたので、これから暮らすわが家のリノベーションは好きなようにさせてあげたい」という奥様の愛情が垣間見える、心温まるリノベーションが実践された。
 完成した空間は、ご主人好みのヴィンテージ風に奥様好みのナチュラルテイストがうまく融合。壁を白いタイル張りにしたキッチンなど、水回りは奥様が担当し、ご夫婦の志向が両方生きたコーディネートに成功した。内窓を取り付けて防音効果を高めたことで、ピアノ演奏を楽しむ娘さんは「音の聞こえ方が以前よりも良くなって、弾いていて気持ちが良いですね」とうれしそう。廊下に面していた奥様と娘さんの部屋は以前結露が見られたが、内窓のおかげで解消した。ネットを駆使して妥協なく選んだインテリアに囲まれ、「ダイニング側からピアノ側に向かっての眺めが好き」というご主人は、漆喰壁に映り込む照明の陰影もお気に入りとのこと。「もう少し片付いたら、ホームパーティーを開きたいですね」と奥様。住み心地が良くなり、暮らしやすくなったわが家で過ごす時間は、今まで以上に豊かなものになっていくことだろう。
Dining/Kitchen
ご主人熱望のヴィンテージ風レンガがインパクト大。インダストリアル系やヨーロピアンテイストなど、ご主人が妥協せず選んだ家具が空間を彩る。
キッチンと壁の隙間を生かした収納スペースとディスプレー棚。ご主人愛用のオーディオもなじんでいる。
垂れ壁を取り去ったことで開放感が増したキッチン。システムキッチンは奥様が選んだLIXIL製。
ダイニングテーブルは100年もののイギリス製。フォルムが美しいスツールは、そこにあるだけで絵になる。
Living
内窓の設置で音漏れや結露を防ぎ心置きなく演奏できる
内窓と防音フローリングで外部への音漏れの心配なく長年愛用のグランドピアノを奏でる娘さん。ご主人の部屋との間には、上部に泡入りのFIX窓を開口した。
Before
After
ご主人の部屋とリビングを仕切る壁は、角をアール仕上げにして柔らかい印象に。壁の漆喰塗りは、まる2日かけてご主人と奥様が担当。細かい部分はバターナイフを使って塗ったという。
廊下の床も防音フローリングとし、玄関収納は新しくして天井付近のスペースも活用できるようにした。
トイレの設備は既存のまま活用し、内装のみ一新。片側の壁にだけ爽やかな色柄のアクセントクロスを採用。
システムバスを新しく入れ替えた浴室。広さはそのままながら、明るさとゆったり感が感じられるようになった。
Before
After
幅の広い洗面台を造作し、収納力を高めた洗面室。壁のモザイクタイルと丸型の鏡が優しい印象を与える。
娘さんの部屋。廊下側に開口した窓と出窓の両方に内窓を取り付け、悩みだった結露を解消。建具はLDKの雰囲気にマッチした木調のLIXIL製を選択した。
「4.5帖とそれほど広くはないけど狭小感はない」というご主人の部屋。ネットで調達したベッドも収納力を備えたものを選択し、空間を有効活用。
色彩豊かなシェードがユニークでご主人お気に入りのシーリングライトは調光も可能。こちらもネットで購入した。
Before
After