五角形の土地の形を生かした技ありの間取り

五角形の
土地の形を生かした
技ありの間取り
【広島市 H様邸】
 広島に戻るために物件探しを始めたH様ご夫婦。戸建て、マンションを問わず探しているとき、ネットで見つけた1つの土地に心を奪われた。街中でありながら、通り沿いに並木が植えられた緑豊かなロケーションが気に入り、迷わずここに決めたという。
 約26坪で五角形という土地を最大限に生かすため、できるだけ間仕切りや建具を設けないオープンなつくりをベースにプランニング。ご夫婦が最もこだわったのが、膨大な書籍を収納できる図書スペース。土地の形状に合わせて玄関から斜めに伸びるホールに書棚を並べて図書スペースとして兼用し、床はモルタル調のフロアタイルを採用した。また、一角には奥様お気に入りのアンティークチェアを置き、外の並木が望めるように窓の位置を調整した”読書スペース“に。
 図書スペースの先にあるLDKは、ステンレス製の造作キッチンを壁付けにしたオープンなつくり。経年変化が楽しめるボルドーパインの床は、インテリア好きの奥様がこれまでに集めてきた家具や雑貨との相性も抜群だ。
 2階は勾配天井の構造梁を現しにして、視覚的な広さを演出した主寝室とサニタリー&バスルーム。洗濯機を備えるサニタリーはバルコニーに隣接させ、スムーズな家事動線を実現。本に囲まれてゆったりと過ごす、理想の暮らしが叶った。
金具のみを大工さんに設置してもらい、ご主人がセレクトした足場板をはめ込んで造作した玄関の収納棚。“使い込んで味が出るもの”がDIYのテーマ。
床はフローリングより厚みのあるボルドーパイン。重厚感のある雰囲気が以前から持っていた家具とマッチしている。
手持ちのワゴンに合わせて造作したキッチン。壁面のタイルが美しく彩る。
開放感抜群の主寝室。奥は奥様のワークスペース。反対側のロフトにはご主人の趣味部屋を設け、それぞれの時間も大切にできる空間に。
玄関を入ってすぐに広がるホールは、まるで異国の図書館。中央に置かれたアンティークチェアは奥様の指定席。アイアン枠にガラスをはめ込んだ小窓も造作。