段差で緩やかに空間を仕切った 家族を心地良くつなぐ家

段差で緩やかに空間を仕切った
家族を心地良くつなぐ家
壁で区切るのではなく、できるだけオープンな空間にしたい。その一方で、家族それぞれが自分の居場所を見つけて、くつろげる家がいい。そんな理想を叶えるために、L様ご夫婦が選んだのが、壁の代わりに段差で空間を区切るというスタイルだ。ダイニングからやや下がったところにリビングがあり、さらに下の畳コーナーへ。洗面室にも壁や扉はないが、段差とともにフローリングからタイルへと床の素材を変えることで、緩やかに変化をつけている。
 フローリングには無垢のナラ材を使い、壁は全て漆喰という自然素材の家は、日本のように住宅に新建材を使わないフランス育ちのご主人にとっては当然の選択だった。「せっかく家を建てるなら、しっかり準備期間をとって、家に合わせるのではなく自分たちが本当に住みたい家にしたいと思いました。マエダハウジングは、私たち家族の願いを全部叶えてくれたので、とても満足しています」と奥様。もともと外に居るのが好きだった子どもたちも、開放感のあるこの家に引っ越してからは、家族で家に居る時間を楽しむようになったそう。他にはない住まいが、家族をいっそう親密につなげている。
中2階には家族の本や物を収納する棚が。子どもたちにとっては秘密基地のように探検したり、かくれんぼをしたりできる、楽しい家だ。
フランス人であるご主人の希望で畳コーナーを取り入れた。リビングやダイニングの家族の気配を感じつつ、プライベート感も満喫できる。
洗面台も造作ですっきりまとめた。トイレは引き戸付きだが開けていても気にならない設計。
エントランスは造作のロッカーで区切って通路に。壁にはピクチャーレールを取り付けた。
2階のオープンスペースに設置したご主人のデスク。窓から緑の木々と池を見渡せる、ご主人のお気に入りの場所。将来的にはハンモックを吊るす予定で、天井が補強されている。
周囲の緑に美しく映える白いアプローチを通ってわが家へ。自然豊かな環境も相まって、海外の別荘のような雰囲気のある佇まいに。