江村様邸

独立した子どもたち家族が
にぎやかに集まるわが家
 お子さん3人がそれぞれ独立したのを機に、2019年に自宅をリフォームした江村様ご夫婦。奥様の旧友からの勧めでマエダハウジングに相談し、当初は経年劣化した水回り設備のリフォームのみを検討していた。しかし、その後のセカンドライフを考えて1階全体をリフォームすることに。ご夫婦が暮らしやすく、お子さん家族が帰って来たときは、大人数でもゆったりくつろげる家にしたいと要望した。
 独立していたキッチン・ダイニング・リビングを一体化して広いLDKにし、構造上外せない筋交いをあえて出し、強度とデザイン性を両立。リビングにあった収納を撤去したため、ダイニングのカウンターまわりに扉付きの棚を造作して、細々したものを収納した。
 内装を引き締めるアイアン製のブラケットやルイスポールセンのペンダントライトは、ご主人がネットで探して取り寄せた。キッチンはつり戸棚を撤去し、キッチン下に食器類を収納して出し入れをスムーズに。ダイニングとの境にあるカウンターも幅を広くしたので、カウンターからお料理を楽に配膳できるようになった。
 お子さんご家族全員が集まると4家族11人。LDKは広々として一体感があり、奥様もキッチンに立ちながら会話に参加したり、お孫さんの様子を見たりもできる。「リフォーム当初はがらりと変わっておしゃれになったと驚いていた娘も、今ではすっかりなじんで毎週のようにみんなで遊びに来ています」と奥様。リフォームによってご家族の笑い声がさらに増えたようだ。
カラマツ材の床は素足に心地良い。天井の高さが違うリビングとダイニングのクロスは同系色でカラートーンを微妙に変えている。
キッチンの照明は白熱色と昼光色とをスイッチで切り替えることができ、料理するときとリラックスタイムとで使い分けている。
玄関ドアを開けると目に飛び込んでくる正面のクロスが印象的。
トイレの壁の一面に張ったレンガ調のクロスが目を引く空間に。
[江村様]
LDKのソファでくつろぐ江村様ご夫婦。ご主人が制作したアート作品が壁面を彩る。13歳になる犬のたまじちゃんのために、最近エクステリアに伸縮フェンスを設置した。