安芸郡府中町 K様(3年目)

充実のセカンドライフを実現
安心と快適を両立させた住まい
 2人のお子さんが独立し、「夫婦で安全に快適に暮らせる家にしたい」と2019年に全面リフォームを行ったK様。独立型のキッチンを対面式に変更して広いLDKに、和室と洋室の壁を取り払ってひと続きの空間にして間に畳の小上がりを設けた。もうひとつあった洋室はウォークインクロゼットと土間に生まれ変わり、思い出の品や趣味の道具をしまえる場所として重宝している。「あのときリフォームを決断して本当に良かったです。持ち物の見直しを含め、夫婦でコンパクトに暮らす基盤をつくることができました」と奥様。西側のバルコニーと、玄関横にある東側の洋室の窓を開け放てば、風が吹き抜けて換気も抜群。併せて全ての窓に内窓を取り付けて、壁に断熱材も入れたため断熱性がアップし、気になっていた風通しの悪さと結露が解消されたのだそう。
 もうひとつ気がかりだったのがバリアフリー化。将来的に車椅子の暮らしになっても困らないように、段差をなくして廊下の幅を10㎝広げた。浴室は広くなりトイレに手すりも設けたため、先々の生活に対する不安が全くなくなったという。
 現在も仕事を続けるご夫婦は、「2人でゆっくり過ごす自宅での時間が癒やし」と話す。お子さんが置いていったマンガや趣味の本をずらりと並べ、読書やアニメ鑑賞を楽しんでいる。料理が得意というご主人の手料理を堪能しつつ、食後は緑豊かな周辺で散歩を楽しむ。年に数度、お子さんやお孫さんが帰省して皆で食卓を囲むのが何よりの幸せと話すご夫婦。「この生活が続くことが一番の願いかもしれません」と、理想のセカンドライフを満喫している。
壁面いっぱいに造作した書棚が目を引くLDK。ゆとりのあるL字型ソファとダイニングテーブルはリフォームを機に新調。
小上がりはご夫婦の寝室として活用。下段に布団を収納し日中はくつろぎの場に。
イエローカラーがかわいいキッチンはご主人の背丈に合わせて作業をしやすく。
広くなった廊下。通路に沿った出入り口は引き戸を採用して動きがスムーズ。
室内干しに便利なホスクリーンは3箇所に設置。日当たりも良好で洗濯が快適。
[K様]
築28年の自宅をリフォームし充実の日々を送る。ご主人の得意料理はお好み焼きで「お店よりおいしい」と奥様も絶賛。