「垰下牛」サーロインのグリル(2,178円)/垰下牛は地元・竹原のブランド牛。文田しいたけから取るだしとフォンドヴォー、大崎上島の岡本醤油を使ったソースが肉のうま味を引き立たせた、ジューシーで脂の甘味が口の中に広がる一皿。
地元素材が奏でるマリアージュを
生産者に敬意を払った地産地消イタリアン
 「竹原のイタリア食堂」をコンセプトに、地の食材を主役にしたイタリア料理を提供。箱根・横浜・東京の西洋料理店で20年以上腕を磨いたオーナーシェフが、竹原に店を構えたのが2017年。「食材の豊かさ、歴史ある町並み、人の温かさに惹かれました」と笑顔を見せる。
 昼は火・木・土曜のみ営業し、手ごろなパスタランチやコース料理を用意。窯で焼くナポリ風ピッツァは、テークアウトも可能だ。夜は、垰下牛のボロネーゼなど近隣の生産者から直接仕入れる食材を生かしたアラカルトも堪能したい。ワインはイタリア・フランス産のほかに三次ワイナリーなど広島県産のものも取りそろえ、地元竹原の日本酒もふんだんに用意している。
4種チーズピッツァ『FUKUBEE』みかん蜂蜜添え(1,518円)/「FUKUBEE」は、非加熱の天然の蜂蜜を作る竹原の養蜂家。焼きたての香ばしいもちもちした生地に、豊潤な香りのチーズをぜいたくにトッピング。ミカンの蜂蜜をお好みでかけていただくスタイルだ。
店内奥にはカーテンのついた半個室スペースもあり、プライベートな空間で料理を楽しむことができる。